ロサンゼルス火災の原因は放火か――容疑者1人が逮捕
カリフォルニア州ロサンゼルス郡で起こった火災は瞬く間に燃え広がり、付近に深刻なダメージを与えた。しかしこれは気候変動によるものではない可能性が高い。放火容疑者が逮捕されている。
同時期に複数起こった火災
カリフォルニア州ロサンゼルス郡で大火災が起こり、大惨事になっている。
最初に起こったのは「パリセーズ火災」と呼ばれ、およそ20,000エーカー(8,100ヘクタール) に広がり、ロサンゼルスのパシフィック・パリセーズ地区と近隣のマリブに及んだ。
この火災はサンタアナの風に乗って広がり、2008年に起こったセイヤー火災を上回り、ロサンゼルスの歴史で最も破壊的なものになった。
5,000棟以上の建物が損壊または破壊され、少なくとも10人が死亡、数万人が避難したという。
火災は一つではなく、付近で別の火災が発生してる。
イートン火災(少なくとも13,690エーカー)
ハースト火災(少なくとも771エーカー)
ケネス火災(少なくとも1,000エーカー)
リディア火災(少なくとも394エーカー)
他にも火災が頻発中。
そもそも同時期にこれだけの火災が起こるのが不思議だ。そんなことってあるのか。
セレブたちが被害に遭う
火災によって家を失ったり避難を余儀なくされたセレブたち。
ジョン・C・ライリー
アンソニー・ホプキンス
アダム・ブロディとレイトン・ミースター
ジョン・グッドマン
パリス・ヒルトン
ジェフ・ブリッジス
ティナ・ノウルズ(ビヨンセの母)
ビリー・クリスタル
デニス・クロスビー
ジェームズ・ウッズ
クリッシー・テイゲン
ケイト・ベッキンセール
マーク・ハミル
メル・ギブソン
エド・ハリス
他にもいっぱいいるけど知らない人が多いので。
この人も家を失った。
ハンター・バイデン
もちろん避難した人たちは家にあるものを持って出る訳にはいかない。
ロサンゼルス・タイムズによると、いわゆる火事場泥棒が少なくとも20人逮捕されている、
タイムライン
※全て現地時間
2025年1月7日
10:30 第一報が入る。この時点では10エーカーほど。
10:50 200エーカーに広がる。
14:10 200人の消防士が出動。(700エーカー)
14:37 国立気象局が赤旗警報を発令。
15:10 1,260エーカー以上に広がる。数千人が避難。
17:30 ギャビン・ニューサム州知事が非常事態宣言。
18:15 イートン火災が起こる。
22:10 ハースト火災が起こる。
1月8日
10:45 LA消防局が空中消火作戦を再開
13:39 電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンのシステムがオフラインに。約100万人が停電。
14:30 サンタモニカ地区が強制避難命令を拡大。
17:11 バイデン大統領が大規模災害宣言を承認。
19:00 バイデン、大統領任期最後の海外出張をキャンセル。
21:00 サンタモニカで日没から日の出まで外出禁止令。
1月9日
2:30 赤旗注意報を10日18時まで延長。
3:00 13万人以上が避難。
4:00 PM2.5が165に達する。
9:10 焼失面積は20,000エーカーに拡大。
14:30 ケネス火災が起こる。
18:23 パリセーズ火災が6%鎮圧されたとニューサム知事が発表。
原因は放火?
左翼やメディアは気候変動のせいにするつもりだろう。
しかしロサンゼルス市消防局は疑っている。初期の報告によると、火災の急速な広がりと異常な燃焼パターンが、疑惑を呼んでいるという。
捜査官たちは、24時間体制で火災の原因を明らかにするために捜査を行っているという。16人の放火捜査官と特別な訓練を受けた促進剤探知犬を含む21人の職員が現場に配備されていると発表した。
目撃者の証言や初期の証拠から、当局はこの火事が意図的に起こされたものであるかどうかを調査しているとのこと。
放火容疑者が逮捕
9日、ケネス火災の近くで放火容疑者が逮捕された。
この日16:30ごろ、「ウッドランドヒルズのイバラロード21700ブロックで男が火をつけようとしている」との通報を受け、ロサンゼルス警察が出動した。
目撃者によると、容疑者の男性は大きなプロパンタンクか火炎放射器のようなものを持っており、車の影で何かに火を点けようとしていたという。
その場を通りかかった車が急停車し、「止まれ!持っているものを捨てろ!911に通報してくれ!」と叫んだという。
近くにいた数人の男性が容疑者を取り囲み、取り押さえたとのこと。
検察によると放火の刑罰は殺人と同等になる可能性があり、終身刑の可能性があるという。
放火現場が目撃される
また有名ポッドキャスターのアンドリュー・ヒューバーマン氏が、ロサンゼルスのダウンタウンで人々が火をつけていると映像を撮影し、Xに投稿した。
LA在住のヒューバーマン氏は9日の朝、サンタモニカのピコ・ブルバード302番地で何者かが火を点けているのに気付き、動画を撮影したという。
「何人かが火を点けた。木が燃えている」
動画→https://x.com/hubermanlab/status/1877236580676493784
ヒューバーマン氏は通報し、消防と警察が駆けつけたという。
パリセーズ地区は2021年にも火災が起きており、この時も放火によるものだった。
トランプは警告していた
原因は放火だとしても、火が燃え広がるのを食い止められなかったのは政権にも原因がある。
Xにも投稿したがドナルド・トランプは3ヶ月前、ジョー・ローガン氏のポッドキャストでカリフォルニア州の火災対策を批判していた。
トランプはカリフォルニア州が貯水池の建設や森林の管理を拒否していることを指摘し、「水が流れていない」と述べた。
「枯れ木の除去や落ち葉などの簡単な手入れをするだけで、毎年何十億もの火災被害を防ぐことができる。」
LA市長は消防予算を削減
ニューヨークポストによると、ロサンゼルス市のカレン・バス市長は、消防署の予算を1760万ドル(約27億円)削減していたと伝えた。
さらにバス市長は火災が発生したとき地元におらず、アフリカのガーナで行われた大統領就任式に出席していた。
急きょカリフォルニアに戻ったバス市長に対し、スカイ・ニュースの記者が突っ込んだ。
「地元が燃えているときに不在だったことについて、市民に謝罪する義務はあるか?」「消防署の予算を何百万ドルも削減したことを後悔しているか?」
「言うことはないのか? イーロン・マスクはあなたは無能だと言っている。自分の立場を考えているのか?」
市長は何も答えず、黙ってその場を去っている。
動画→https://x.com/SkyNews/status/1877115173443400065
DEIを推進していた消防署長
またロサンゼルス消防署のクリスティン・クロウリー署長はDEI人事によってこの地位に就いている。彼女は同性愛者で、DEIを優先していた。
彼女が2022年に消防署長に就任した際、最優先事項のひとつは「署の多様性を高めることだ」と明言していた。
https://dailycaller.com/2025/01/08/california-wildfires-los-angeles-fire-department-diversity/
危険と隣り合わせの火災現場に多様性が必要なのか。
これは2024年7月13日に起こったトランプ暗殺未遂で指摘されたシークレットサービスの警備不手際を繰り返しているかのようだ
当時のシークレットサービス長官だったキンバリー・チートルも女性で、DEIによって昇格していた。しかも大統領夫人ジル・バイデンのお気に入りだったという。
チートルもDEIを推進し、VIPの命を守る命がけのシークレットサービスで女性の採用を拡大していた。
しかも今回のロサンゼルス消防署も暗殺未遂の時のシークレットサービスも、同じ言い訳をしているのだ。
「人手が足りない」
民主党の左翼イデオロギー優先政策が、深刻な状態を招いている。
メールアドレスを登録していただければ最新情報をお届けします。↓