ディズニー幹部が暴露――副社長「白人男性を雇うなんてあり得ない」
ジェームズ・オキーフ氏がディズニーの幹部に行った隠しカメラ取材が話題になっています。この幹部はディズニーが「白人男性は採用しない」と述べている。ディズニーはここのところ興行的に失敗が続いており、その理由の一つは行き過ぎたDEIと言われているが・・・
ディズニー幹部に隠しカメラ取材
昨日の記事でプロジェクト・ベリタスによる国務省高官の隠しカメラ動画を紹介したのですが、今日はそのベリタスを追放されたジェームズ・オキーフ氏による暴露動画です。
このたびオキーフ氏の「オキーフ・メディア・グループ」がディズニーの上級副社長に隠しカメラ潜入取材を行い、その動画を公開しました。
オキーフ氏は2010年にプロジェクト・ベリタスを設立し、CNN、マーク・ザッカーバーグ、ファイザー、Youtubeなど数々の潜入取材を敢行してその動画を公開し、彼らの裏の顔を暴露してきましたが、2023年2月に内部クーデターにより解任されてしまいます。
この解任は表向き財務上の問題と言われていますが、一説によればファイザーのCOVID-19ウィルス作成を暴露したからでは?とも言われており、その真相は藪の中です。
いずれにせよオキーフ氏はベリタスを去った後、新たに「オキーフ・メディア・グループ」を設立し、ベリタスと同じような潜入取材を行っています。つい先ごろも、CIA幹部に隠しカメラ取材を行い、その内容を暴露したのはブログにも書いた通りです。
DEIという左派のアジェンダ
このたびオキーフ氏の潜入取材のターゲットになったのは、ウォルト・ディズニー・カンパニーの上級副社長マイケル・ジョルダーノ氏です。
暴露された動画の中でジョルダーノ氏は「白人男性を採用することはあり得ない」と述べ、同社がDEIを推進していることを暴露した。このDEIは、むしろ白人を逆差別するものなのです。
以前からブログでさんざん書いてきたように、いわゆるWoke企業であるディズニーが行き過ぎたDEI(多様性・公正性・包括性)を行ってきたことは言うまでもありません。これは左派のアジェンダによるものです。左派は白人・キリスト教徒・保守派を排除している。
2023年8月にはディズニー関係者と見られる人物が、とあるYouTubeチャンネルに内部告発を行い、ディズニー社内で行われているDEIを内部文書とともに暴露しました。それによるとディズニーは保守的な従業員を追い出しているという。
またWoke左派のエリート達が「DEIスコア」なる採点システムを使って企業を評価し、投資の指標にしている事も発覚した。つまりブラックロックのような投資会社がスコアによりDEIに力を入れていない企業には投資しないようにし、そのため企業は必然的にDEIを推進せざるを得なくなる。
そんな中でディズニーはDEIにおいて先頭を走る企業になりました。作品にもDEIを持ち込んでいるのはご存じの通りで、さらに過去の名作でさえ作り替えていったのです。
またディズニーは「学校教育で子供に性的指向を教えない」法案を可決したフロリダ州とケンカになりました。この騒ぎで子供の親たちがディズニーをボイコットし、株価が暴落しました。
けっきょくディズニーはフロリダ州に事実上敗北し、その結果、55年間ディズニー・ワールド・リゾートに認められてきた行政上の特権(リディ・クリーク法)を奪われるハメになりました。
DEIを捨てていなかった
今年初め、保守系の法律団体アメリカン・ファースト・リーガル(AFL)は、ウォルト・ディズニー・カンパニーを訴えました。
1964年の公民権法タイトルVIIに違反しているとして、雇用機会均等委員会に訴訟を起こしたのです。
公民権法タイトルVIIというのは、企業が人種、肌の色、宗教、性別、出身国などを、単に雇用、研修、昇進の動機として用いることを禁止し、雇用差別を禁止するものです。
https://x.com/America1stLegal/status/1757881235286700147
すでにフロリダ州に負けてDEIを放棄したにも関わらず、今回公開された動画の中でディズニーはDEIを捨てていないどころか、それを進めている人たちを優遇し、ボーナスを与え、昇進にも影響を与えている事がバラされた。
しかも提訴されないように、隠語を使っていることも明かされた。
白人男性の採用は考えていない
このさいジョルダーノ氏が出会い系アプリで女性潜入記者に引っかかったことは置いておきましょう笑。おそらくジョルダーノ氏はデートに乗っかりベラベラと喋ってしまった。
まずジョルダーノ氏自身も白人男性であり、そのために”昇進が妨げられている”と感じたという。
「ディズニーに関する限り、私は白人男性であり、今のところ彼らが昇進させたいと考えている人間ではないんだ」
またジョルダーノ氏はディズニーに入社して11年になるため、人事部や他部署にも友人がいるといい、その友人たちは「白人の採用は考えていない」と言っている述べた。
さらにあるケースでは、黒人の候補者が”十分に黒人に見えない”という理由で見送られたと語った。
昇進に関しても、DEIを優先する幹部にボーナスを与えているという。非白人出身の従業員を十分に採用したかどうかに基づいて、役員にもボーナスを支給していると語った。
ディズニーは隠語を使っている
ジョルダーノ氏は「多様性をもたらす作家や俳優を雇いたい。白人のクライアントはもう増やしたくないんだ」と述べた。
しかしこうした同社の差別的雇用慣行について、いずれ訴訟が起こるだろうとも言っています。
このような雇用差別をしていると思われたくないので、言葉には細心の注意を払っているという。電子メールなどでどのようにメッセージするか「非常に慎重だ」と述べた。
それについてディズニーはコード(隠語)を使用しているという。人事部門も隠語を使い、そのコードが何を意味するかは誰もが知っているとのこと。
例えば白人を排除する事を伝えるために「我々はこの仕事にユージュアル・サスペクツを求めていない」などといった隠語を使うという。
ディズニーのライターの3割以上がゲイ
ジョルダーノ氏によれば、ボブ・アイガーCEOはディズニーの番組や映画におけるキャスティングの多様性を確保することについて「100%」発言権があると述べた。アイガーCEOから直接指示はないが、各番組には「一定の多様性があるべきだ」と述べている。
「多様性に関しては、それが社会にとって良いことだという信念がある。しかし、より多様な人々にアピールした方がより儲かるという信念もあり、それは良いことだ。」
さらにジョルダーノ氏は、ゲイ(同性愛者)は人口の10〜15%だが、ディズニーのトップライターの30~35%はゲイであり、彼らは「ゲイやトランスジェンダーのストーリーに傾倒していると思う」とも語っています。
案の定、ジョルダーノ氏はこの動画がバレて、ディズニーから休職を喰らったようです。しかもLinkedInのアカウントも削除したという。
ジョルダーノ氏は正直に暴露しただけですけどね。どっかの県警のように組織は隠蔽しようとするのでしょう。